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将来像定まらぬ相模原市

 2011年10月1日、「杜のホールはしもと」で開催された「指定都市シンポジウムin相模原」(市民自治に根ざした自立分権都市をめざして)を傍聴した。

 市長挨拶、松沢成文・前神奈川県知事基調講演「地方分権時代と政令市相模原への期待」に続き、以上2名他による座談会「市民自治に根ざした自立分権都市」が行われた。

 気がついた点を指摘しておきたい。

1)松沢氏の論点;
   
  ①行政を国、県、市単位でみた場合、住民に一番近いのは市。国から県、県から市へと行政権限と予算を委譲し、市民による自治活動を市行政が推進することが必要。国も県も小さくなることが肝要。

  ②小さくなった県は、首都圏では東京、神奈川、千葉、埼玉で首都圏連合を構築したい。将来の道州制への布石とする。

  ③リニア中央新幹線の相模原駅新設で、名古屋へ40分、大阪へ60分と便利になる。小田急線を唐木田駅から橋本駅までの伸線が予定され、より便利になる。このほか倉見に東海道新幹線の新駅「湘南駅」(仮称)も予定し、相模原は神奈川県の中枢都市として大いに期待している。

2)加山市長の論点;

  人口増大に伴い、高齢者も増加し、福祉・医療への支出も増える。そのためにも企業誘致を進め、市の産業構造の構築が大事。

3)問題点;

  ①松沢氏の論点①と②には異論はないが、③には賛同できない。

 リニア中央新幹線で名古屋や大阪へのアクセスが良くなるのは良いが、72万人市民のどれだけの人が大阪や名古屋へ何をしにどのくらいの頻度で行くのかね。新設直後に物見遊山で試乗はするが、それだけの話でしょ。向こうからも、どのくらいの人が何をしに相模原に来るのかね。産業振興に、どれほど寄与するのかね。疑問大だな。

 利点より、欠点の方が気になる。新線敷設時の自然環境破壊(緑地破壊)は皆無なのか?地下を走るとしてその地上の住民に騒音、振動、電磁波等の影響は皆無なのかなぁ。

 仮に橋本に新駅を建設して、この場合の自然環境破壊(緑地破壊、景観破壊)が出ますね。

 建設費は2500億円といわれるが、市の負担となればわれわれの税金からだな。国や近隣の東京都に分担負担を要請しても、われわれの税金が使われることは間違いない。前述したように大した役にも立たない新幹線にだ!

 松沢氏は、全国の政令指定都市の中で第1次産業があるのは、相模原の他、浜松市と新潟市だと言った。新幹線建設がこのような貴重な山林、畑地そして緑地を破壊しないか?市当局者にその視点はあるのか!そこが問題だ。

 ②加山市長の問題点;

 これは以前にもこのブログで指摘した。

 72万人からさらに増え続ける人口に対処するために、企業を誘致し税収に期待するという。これは本末転倒というものだ。人口が増えれば行政サービスにカネがかかるのは当たり前だ。

 どこを歩いてもコンクリートばかりにせざるを得ないような人口流入を無政策に許しておいて、カネが足りないから企業誘致を進める。住宅と工場で、土地は益々せまくなり「潤水都市」が笑うぜ。

 人口流入を止めなければ、カネがいくらあっても住民が納得する行政サービスは不可能、というような簡単な論理に何故気がつかないのか。

4)提案;

 住民が望むのは、大きさよりクオリティ(品質、中身)だ。人は、他の動植物同様、地球上の共生生物である。緑と土と清流に恵まれた生活環境を望んでいる。この視点を外さない街づくりを期待する。



 
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